広瀬井路
広瀬井路は、宇佐市院内町広瀬の取水口からはじまります。
総延長17キロ。谷を越え、山をうがち、
数多くの難所を経て流れています。
四度の工事中断の末、明治6年に約120年という歳月をかけて
完成しました。
この水路の完成により、水不足で粟や稗などしかできなかった痩せた
駅館川東岸の大地は肥沃な水田地帯にかわりました。
いまでもほぼ同じところを流れ、稲作に必要な水を供給し続けてい
ます。
これから先も、多くの水田を潤す水路であり続けるでしょう。
南尚神社
宇佐市高森にある大分県立歴史博物館の東にある小さな神社が南一郎平が祀られている南尚神社です。
石造りの社の碑文には、元号と西暦が並んで刻まれています。神社に西暦を刻むことは長老たちの激しい抵抗があったといわれておりますが、何年かかって完成したのかわかりやすくするために、西暦も刻まれることになりました。それによって、120年余の辛苦により水路ができたことがわかるようになっております。
南一郎平は、のちに尚(ひさし)と改名した経緯から、南尚(なんしょう)神社といわれるようになりました。
サイフォン式水路
地獄谷の水路
水路の分岐点
こんなところにも水路!
百重岩
水神社・山神社
ちょっと変わった狛犬
水・山神社にある、工事の成功を祈願した記念碑
和尚山周辺説明板
広瀬取水口
広瀬取水口
広瀬取水口
隧道
鎌ヶ谷水路
記念碑
金屋公園にあります!